*バッハ トッカータとフーガ ニ短調 ストコフスキー編曲版(2012年9月23日 第30回記念定期演奏会プログラムより) |
音楽と映像とが絶妙に呼応していたディズニーの映画「ファンタジア」をご記憶でしょうか。この映画の冒頭、指揮者のレオポルド・ストコフスキーが登場し、おもむろに演奏を始めるのが、きょうお聴きいただく「トッカータとフーガ」です。トッカータというのはイタリア語の動詞トッカーレ(触れる)からできた言葉で、オルガンなどの調子を見る試し弾きという意味でした。そして16世紀中頃には、鍵盤楽器の速くて細かなパッセージを伴う即興的な楽曲として様々な作品が生まれます。フーガもやはりイタリア語で、複数の旋律を重ね合わせていく技法を主体とした楽曲形式のことです。「トッカータとフーガ ニ短調」は、前半の3分足らずがトッカータ、その後がフーガという構成です。フーガは、ヴィオラから始まります。ご注目ください。 (ヴィオラ 藤井 しのぶ) 編成:Fl.4 (Picc.2), Ob.3, Ehr.1, Cl.3, B.Cl.1, Fg.3, Cfg.1, Hr.6, Tp.3, Tb.4, Tub.1, Timp.1, Cel.1, Hp.2, Strings |
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